Open Compute Project
OCP V2対応ラック・バスバー
OCPラックでは電源はDC(直流)となっており、従来のAC(交流)に比べUPSやサーバ内での電源の変換ロスを削減できます
●スロットイン方式:メンテナンスがすべて前面で行えるようデザインされているため作業効率が大幅に向上
●省スペース:従来の19インチラックと比べ機器搭載スペースが広く、高密度な収容が可能
●省電力:電源はDC(直流)となっており、従来のAC(交流)に比べ電源の変換ロスを削減
材質・色 スチール・ブラック(N-1)レザーサテン塗装
積載荷重 静荷重 1000kg
環境対策 RoHS指令対応
MA可動 W:539mm、H:48mm(1 OPEN U)
扉種類 O(扉無し)
●OCP V2対応ラック仕様
ラック型番・サイズ・標準価格・図面
型 番 | W(mm) | D(mm) | H(mm) | ユニット数 | 重量(㎏) | 税抜標準価格(円) | 図面DL |
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YOCPJ-V2-21 | 600 | 1067 | 2000 | 38 OU | 115 | OPEN |
OCPラックは、従来の19インチラックのようなネジ止め方式ではなく、スロットイン方式となっています。
機器搭載や配線、故障対応などのメンテナンスがすべて前面で行えるようデザインされているため作業効率が大幅に向上します。
サーバなどの機器への電源供給はラック背面側に実装されたバスバーへスロットインで機器搭載と同時に完了し、電源ケーブルの接続作業も必要ありません。
OCPラックの外形幅は600mmで、機器の実装できる幅は538mmに設計されており、従来の19インチラックと比べ機器搭載スペースが広く、高密度な収容が可能です。
ユニットの単位の呼び方はOU(オープンユニット)となっています。
1 OU=H:48mm
OCPラックでは電源はDC(直流)となっており、従来のAC(交流)に比べUPSやサーバ内での電源の変換ロスを削減できます。
Facebook社が提唱するOpen Compute Project (OCP)とは、スケーラブルなコンピューティングにとって、最も効率の良いサーバー/ストレージ/データセンターなどのハードウェアを設計し、また、提供していくためのエンジニアコミュニティです。データセンターの需要はクラウドコンピューティングに牽引され拡大、大型化の傾向にあります。今後更に拡大する需要において、データセンターには、社会インフラとして、その処理性能を高めると同時に、低コストを実現する経済性や電力消費量の低減等の環境対策が求められています。そのため、OCPでは、高効率を実現するデータセンターファシリティーの要素 (サーバ、空調、電力等) のシステム仕様を検証し、そのナレッジのオープン化による共有モデルを実現することにより、業界の標準化と高効率大規模データセンターの容易な構築が可能になると考えています。